Q63 リノベーションの予算はどれぐらい見ておけばいいでしょうか?
実は、リノベーションの予算を立てるのは本当に難しいです。
本来は現場を見て、お客様の希望を聞いて、プランをデザインし て、概算見積をつくり、打ち合わせを 何度もして、ショールームに行ったり、サンプルを取ったりして、何度も見積もりをつくり直して最終的な 金額が確定します。 500万円を超える工事ならば、現場調査から契約に至るまで1ヶ月や2ヶ月かかるのが建築の世界では 普通です。
しかし、「中古住宅+リノベーション」で物件購入から進める場合、早く購入を決めたい不動産担当者は、 その見積書を今日、明日にでもほしいのです。スピード感がまるで違います。
ここが重要で、普通の不動産会社にはできない点です。ワンスト ップで実績のある会社は豊富な実例から 概算の見積もりを早く出すことができます。 もちろん概算ですが、この概算の精度が悪いと物件を買ってからトラブルになるので、その精度が高いことが 大切です。
人気物件ほど早く「買う」 決断が必要です。しかし、リノベーシ ョンの費用がわからないまま買ってはいけません。 だから早い概算見積が必要です。細かい打ち合わせは契約後、引き渡しまでの1 ヶ月や2ヶ月の間にするのです。
戸建とマンションで金額は異なります。マンションは屋根・外壁、玄関や外構などがいりませんので、比較的拾い やすくなっています。 間取り変更やデザインに凝ったりした場合は費用が変わるので、購入時の概算見積は多めに しておくことがおすすめです。また、諸経費の8%~10%と消費税10%も忘れずに予算に入れておいてください。
多すぎた場合は決済前の金消契約時に減額することができますので安心ください。